バスーンニュース Vol.3

2003年に発売されたので、ご存知のかたも多いでしょうが、本の紹介です。
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Yehudi Menuhin Music Guides
“BASSOON” William Waterhouse
256Page Kahn&Averill, London ISBN 1-871082-68-4
先頃、来日されて、クリニックに参加されたかたも多いと思いますが、世界的なバスーン奏者、教育者、蒐集家として有名なウィリアム・ウォーターハウス氏の著作です。
バスーンについて、歴史、バスーンとそのファミリー楽器、楽器について、
演奏全般について、レパートリーとヒント、図書目録などに亘ってとても読みやすく書かれています。
同じようなコンセプトで以前から、「バスーンのテクニック」(アーチー・キャムデン著)の邦訳本が出版されていますが、1965年初版なので、現在までに至る各種情報の不足という面は否めないものがあります。
(もちろん、基本部分の重要度は今なお、色褪せないものがあります)


Yehudi Menuhin Music Guideというシリーズの中の1冊なので、他の楽器の本も出版されてます。
バイオリンはもちろん、メニューイン著です。
参考価格ですが、私の購入価格は$18.95でした。

“バスーンニュース Vol.3” への2件の返信

  1. Archie Camden 懐かしい名前です。
    Bassoon Technique, Oxford University Press 1962.
    私は’65 July 6thに購入しました。 当時この本以外に解説書はなかったように思います。 巻末の楽譜リストは貴重なものでした。
    数年経って翻訳が出ました。

  2. なつかしの、、、

    学生時代に買った本、Bassoon Technique、written by Archie Camden
    今読み返しても貴重なアドヴァイスが一杯詰まっている。 …

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